臺子陣屋茶道の確立

正傳有樂「陣屋茶道」の真髄 正傳有樂伝

今に生きる陣屋席の優れた未来の茶法



織田信長と共に行動する有樂や家康が、陣屋に於いての活動的な動きの中で軽い食事と酒席の後、茶の湯を一朊頂戴する。

この一朊が合議をよりよく進め、戦いに於いても何時いかなる時でも和平を忘れない有樂斎の終生変わらぬ姿勢が生んだ茶道手前です。

この陣屋茶道は、茶道正傳有樂のみに存在する手前茶法ですから近年各方面から大変期待されています。

それは出陣を前にし、明日をも知れぬまさに究極の[一期一会]の茶であることは間違いありません。

武将が鎧を纏って座る床几二脚に載せた盾の上で茶を点てるという精神性の深い手前です。
平和を願いながらも戦わなければ成らない思いを所作ひとつひとつに込め、現世、未来においても共感できる形に表現されています。

亭主をはじめ手前方が小袖を着用し、鼓と笛の音による荘厳な雰囲気をかもしだし、お客人全てが時空をこえて安土時代へと導きます。

これこそ正傳を道理とする茶法の本意です。すなわち茶道正傳外伝として世に伝えていきます。

写真:お稽古 写真:お稽古 写真:お稽古